No.1
O-Pアンカーアタッチメント
T.Hさん (69才)
下あごに1本だけ残っていた歯に、入れ歯を固定する針金をかけているうちに、ぐらぐら動くようになってしまいました。いよいよ抜かなくてはだめかなと思いながら、先生に相談したところ、抜かずにその歯を短くして、ホックのようなものをつけてくれました。入れ歯を口に中にいれると、ホックにしっかりはまり、入れ歯がずれません。短くなったせいか、歯のぐらぐらも気にならなくなりました。
針金もなくなり、自然な感じで、ホックをつけた日からすぐに何でも食べられるようになりました。大好物のきゅうりが、パリパリ食べられて、それが一番うれしいです。ホックのついた歯をいつも大切に磨いています。

O-Pアンカーアタッチメント

装着された維持装置
では、歯がなかったら、どうしたらいいのでしょう
インプラントを埋入して、その上にO-Pアンカーアタッチメントあるいは、磁性アタッチメントを装着し、入れ歯の維持・安定をはかります。
【磁性アタッチメントの特徴】
- 装着・取り外しが簡単
- 磁力により固定性・安定性に優れる
- 残った歯や歯肉に負担がかからない
- 針金がなく、目立たない

下あごにインプラントした状態

入れ歯に装着された
磁性アタッチメント
【院長】
患者さんがホックと説明しているものは、歯科用語ではO-Pアンカーアタッチメントと呼ばれているものです。この他に磁石になっているものもあります。
入れ歯、特に下の入れ歯を安定させるのには、この装置はとても効果的です。
入れ歯の針金のかかっている歯は、とても大きな負担がかかり、早くだめになってしまう傾向にあります。この装置をつけることによって、歯を守ることができます。