矯正

矯正 治療症例

矯正は、子供の時しかできないと思われていませんか。大人でも矯正治療は可能です。歯並びが整うと笑顔に自信が生まれます。口元の変化をご確認下さい。

叢生(そうせい)の治療症例

次のような症例は、叢生(そうせい)と呼ばれます。

叢生とは、「八重歯」や「乱ぐい歯」のことを言い、あごの発育不良により歯がきれいに並ぶためのスペースが足りず、歯が転位や回転を起こして重なり合い、歯並びがでこぼこになっている状態を言います。乳歯の早期の脱離、指しゃぶり等の悪癖が原因でも歯並びは、がたがたになります。

叢生は、口をあけた時に歯がでこぼこになっていますので、人に与える印象が良くなかったり、正常な位置に歯が並んでいないため、咬む力が低下したり、発音がしにくい、虫歯になりやすい等の問題がおこります。

治療前のイメージ

20代女性。顎が小さいため、永久歯の生えるスペースが足らずに、歯列が乱れています。

治療後のイメージ

まるで別人のようです。治療前に磨き残しがあった下の歯も、きれいに磨けるようになりました。

治療前のイメージ

治療前は、口元に自信が持てずに、大きな口で笑えませんでした。

治療後のイメージ

誰もが素敵に思う、輝く笑顔となりました。自信に満ちた笑顔がこぼれます。

治療前のイメージ

矯正装置には、透明のブラケット(留め具)を使用しますので、目立ちません。

治療後のイメージ

ブラケットに通したワイヤーの弾性で歯を移動させ、正しい位置に誘導します。

治療前のイメージ

前歯の生えるスペースが足らずに、矢印部分の歯が内側に入り込んでいます。

治療後のイメージ

乱れていた歯列は、きれいなアーチになりました。歯磨きもしやすくなりました。

治療前のイメージ

治療前の状態です。矢印の部分は、歯ブラシが届かないため、汚れが残り着色が見られます。

治療後のイメージ

前歯も奥歯も正常な位置関係となり、よく噛め、歯磨きも上手にできるようになりました。

反対咬合の治療症例

反対咬合とは、下の前歯が上の前歯より前にでている状態をいい、俗に、“うけ口”と言われています。
反対咬合は、上下のあごの位置・大きさの不調和や噛み癖、歯の位置や傾きの異常によって起こります。反対咬合の中でも、下あごが上あごよりも前に位置する状態を下顎前突といい、重度な場合は手術を併用して骨の位置を改善しなければならない場合もあります。上の症例は、前歯部のみ反対咬合となっていますので、比較的簡単に正常な位置関係に戻すことが可能です。

治療前のイメージ

下の歯が上の歯の前にきている反対咬合で、鏡を見るたびに口元が気になります。

治療後のイメージ

歯列矯正治療により、上下の歯は正常な位置関係になり、素敵な口元になりました。

開咬(オープンバイト)の治療症例

開咬(かいこう)とは、上下の歯をかみ合わせた時に歯の間に隙間があいて閉じることのできない状態を言います。

開咬は、指しゃぶりや、鼻の病気による口呼吸などが原因で生じることがあります。歯をかみ合わせた状態で隙間があいているので、発音する際に息がもれて、特にサ行、タ行、ラ行の発音がしにくかったり、食べ物が噛みきれない等の問題が起こります。

治療前のイメージ

口をしっかり閉じた状態でも、上と下の歯の間に隙間ができています。

治療後のイメージ

上下の歯の隙間はなくなり、機能的にも審美的にも改善され、素敵な口元になりました。

限局矯正治療症例

次の症例のように、臼歯部(奥歯)のかみ合わせは正常で、前歯部の位置関係のみに異常がある場合、通常の矯正治療のように上下の歯に矯正装置をつけて治療を行うことなく、比較的簡単に矯正治療を行うことができます。治療部分が限局されるため、限局矯正治療とよびます。

治療前のイメージ

上下の前歯の位置関係が一部反対になっています。歯の生え方も不完全です。

治療後のイメージ

上下の歯の位置関係は正常となり、向かって左側の犬歯も正常な位置に並びました。

治療前のイメージ

前歯の位置関係が部分的に反対になっています。向かって右の前歯の変色も気になります。

治療後のイメージ

前歯部分の限局矯正の場合、短期間に治ります。変色歯は、セラミッククラウンで治しました。